4mini キャブ車 FI化のお話の続きです。

↑ グロム純正のインマニとスロットルボディー
セル無しエンジンにはシグナス用を使用しますが
セル有りには、このグロム用を使おうかと。
この角度って、ヨシムラのダンドラに匹敵すると
思いませんか?
ヨシムラ製のダンドラ式 YD キャブと同じ感じの
短い吸気管でレスポンス重視であると共に高回転
パワー型になりそうですね。
キャブと違うのは、直接霧化したガソリンを噴射
出来るので、キャブだと霧化の時間が問題となる
短い吸気管のデメリットが全く無いという事。
さらに、3Kgf/cm2 以上の燃圧で噴射することで
慣性過給の効果を高めてくれます。
これはキャブには絶対に出来ない FI の利点。
空気で満たされているポート内に、さらに燃料を
噴射して入れるワケだから当然ポート内の空気は
多少なりとも加圧されるって事ね。

↑ 取付位置は、このあたりに来る予定
仮合わせした感じでは、あまり余裕は無いけれど
そこそこ良い感じに収まりそうです。
パワーフィルターの先端がタンク左前の直ぐ下に
来そうです。

↑ エンジン側との接合部
グロム純正状態だと、約 21mm ぐらい。
まあ、4mini ポート加工でよくあるサイズに近い
から良さそうかと。
リューターで拡大すれば 26mm 程度までは普通に
広がります。
武川製など社外ヘッドのポートサイズでもOK 。
社外のマニなら 28mm 以上でもイケますね。
武川の 4V ヘッドにも適合かな。
スロットルボディーは、グロム純正の 24mm 。
ハイチューンしたエンジンには拡大加工した
26mm の物か、社外の 28~30mm 以上の物でも
良いかも。
つづく。。。
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4mini キャブ車 FI化のお話の続きです。

↑ 自作の ECU
4mini 用に作成した ECU です。
これ単独で燃料制御を全て行うユニットです。
いわゆる 「 フルコン 」 と呼ばれる物ですね。
現状では基板むき出しです (笑)
もちろん、あとで収納ケースを作成します。
今回、これに接続するセンサー類は
・ スロットルポジションセンサー
・ エンジン温度センサー
・ ワイドバンド A/F センサー
の 3つです。
A/F 値を常に計測しアイドリングから高回転まで
フィードバック制御 ( 自己学習 ) を行います。

↑ サイズ比較
まあ、いつもと同じサイズですが、今回は少し
判りやすいように比較の対象としてフリスクの
ケースと一緒に撮って見ました。
つづく。。。
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4mini キャブ車 FI化のお話の続きです。

↑ 4mini キャブ車から外したジェネレーター
FI化する場合、ジェネレーターの全波化はもちろん
バッテリー点火に変更するのが定番コースだが。。。
なるべくパーツ交換したくない場合もあるよね。
特に点火方式も変えると CDI も交換だしね。
いろいろと予算を抑えたい場合もありますので。
そんなワケで。。。
全波化だけの低予算方式もやっておこうかと。
本来、4mini標準の AC点火方式は FI化の大敵の
ノイズが多いから、なるべくバッテリー点火へと
変更しておきたいが、以前、GY6 エンジンでの
FI化の時に AC点火でも経験済みだからね。
ノイズ対策をしっかりやればイケるかと。

↑ 全波化改造
この部分のハンダを外す。

↑ これは裏側です
外した配線同士を繋ぐ。
このあとシリコンとかで配線が動かないように
固定すれば完了。
つづく。。。
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