バイクエンジンのFI化、自作フューエルインジェクションコントローラー
のお話しの続きです。( バイクエンジン用の自作 ECU )

↑ 配線途中に追加した基板
今回の追加部分は、電源のコントロール機能です。
本体基板のほうも部分的に改造しています。
メインキーを回してエンジンを止める際、今までコントローラーの電源は
それと同時に切れていましたが、今回の追加機能で、電源をオフにしても
コントローラーには少しの間だけ電源が延長してオンのままになります。
この延長時間を利用して、エンジンが止まったあとにコントローラーは
自己学習内容を整理して更新すべき内容をメモリに書き込みます。
延長時間は、更新する量に合わせて多少変わりますが、大体、数秒から
10秒以内です。
データ更新後に自動で電源をオフにして、待機電力は完全にゼロになります。
もともとマイコンの負荷が少ない時にデータの書き換えをしていましたが
より処理速度を上げるため、あとでまとめて書くように変更しました。
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バイクエンジンのFI化、自作フューエルインジェクションコントローラー
のお話しの続きです。( バイクエンジン用の自作 ECU )

↑ 新しく作り直した FI 化のコントローラー

↑ 新旧の比較
配線途中の追加基板が、以前よりも大きくなりました。
そのうち基板の設計をやり直して、ひとつの基板にするつもりです。
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バイクエンジンのFI化、自作フューエルインジェクションコントローラー
のお話しの続きです。( バイクエンジン用の自作 ECU )

↑ コントローラーを改造中
正確には、予備のプリント基板で本体を新しく作り直し。
そこへ汎用基板を追加して機能拡張です。
今回で通算 5回目の作り直しかな。
アイデアがひらめく度に作り直してる感じ (笑)
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↑ 現在 8000rpm でリミッターがかかるよう設定しています
この状態で最高速は 122km/h 。
メーターはタイヤ外周を測ってキッチリと合わせてありますので
かなり正確かと。
まあ、プーリー等の組み合わせによっても変わってきますが、
リミッターを 8500 ~ 9500rpm ぐらいまで上げた設定にすれば
130 ~ 140km/h 超えも充分に狙えそうですね (笑)
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バイクエンジンのFI化、自作フューエルインジェクションコントローラー
のお話しの続きです。( バイクエンジン用の自作 ECU )
前回の続きで、暖機を済ませた後の自動空燃比調整の様子の動画です。
↑ 暖機後はアイドリングで空燃比が 13.5 前後になるよう自動調整
右のメーターが空燃比計。
その隣がメインのメーターで、液晶部分の上部に温度が表示されてます。
設定で指定した温度を超えると、暖機済みとして本格的な自己学習の
制御を開始します。
暖機後と言っても、エンジンの温度は常に変動し続けますから、
気化率も微妙に変化し、それに合わせて燃調補正を繰り返します。
以前はアイドリングで理想空燃比である 14.7 になるよう制御させて
いましたが、それだと発進時のパワー感やレスポンスが鈍いと感じま
したので、現在はアイドリングで 13.5 、少しでもアクセルを回したら
12.5 になるよう設定しています。
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