FI 化用の自作コントローラーのお話の続きです。
( バイクエンジン用インジェクションコントローラー )
その後、内部のプログラムは結構進化しております。
それに伴い、ハードウエアのほうもバージョンアップしました。

↑ 小型化しました。
今回も汎用のユニバーサル基板を使った自作基板です。
( ユニバーサル基板 = 試作用の等間隔の穴が空いた基板 )
本当はプリント基板で綺麗に小型化する予定でしたが
まあ、そんなに複雑な回路じゃないので手作業で試しに
作ってみました。
裏側にハリガネをハンダ付けして作ったワイヤーパターン基板。
一緒に写っている五百円玉は、実サイズが判りやすいように
比較用です。

↑ 今まで使っていたのが左側です。
半分近くサイズダウンに成功しました。
↑ 真ん中にある小さな部品がメインのマイコンチップ。
現在は、マイコン内部のプログラムを頻繁に書き換えているので
レバーで簡単に脱着できるソケット ( 右の部品 ) を使用して
基板に取り付けています。

↑ マイコンチップを直接取り付けるとこんな感じ。
最終的にはプリント基板でもっと綺麗に作り直す予定。
レバー式ソケットを使わなければ、もう少し小型化できるかも?
ちなみに、数値表示用 LED の両脇にある赤色の丸い部品は
設定変更用の押しボタン式のスイッチです。
セッティング時にパソコンなどの外部機器を必要とせず、
このコントローラーだけで全ての設定がいじれる仕組み。
いつでも、どこでも、なんの道具も要らず設定変更が可能です。
※ 空燃比データで自己学習するから、あまりセッティングの
変更を手動でする事は無いかも (笑)
また、数値を表示できるので、インジェクターの稼働状態や
センサーの状態も外部機器なしで見られます。
今やっているキャブ車のインジェクション化はもちろんのこと、
普通の二輪の FI バイクにも使えるんじゃないかな。
( やろうと思えば 4気筒でもイケるかも? )
FI バイクのインジェクターに繋げば、自在に燃調が出来て
楽しそうです。
前々からモンキーのカスタムを作りたいと思ってますので
そのうち FI モンキーで試してみたいですね~